きらめき水

500mLと水溶性

関係性おたくの自認:覚書

 

自分という人間、まじで関係性オタクというやつだなぁと思う。ただこれは全然今に始まったわけじゃなくて、中学生の頃にジャニヲタになってから、そこで知った「倉安」の関係値に浅い言語しか持ち合わせていないながらも(今もそうでしょうが)必死に狂っていて、たまになんでこんなに赤の他人同士のあれそれに狂ってるんだろうなぁとか冷静になってた。いま考えると、そこに当事者としての感情が作用しないのがすごく心地よかったのかもしれない。中学の時は特に、交友関係を築くのが苦手だったから。

お昼ご飯を食べながらこの間のそれスノを観ていたら、「リンクデート服対決」とかいうやつで、スノーマンのメンバーそれぞれが己と(マネキンに着せる)相手のコーデを考えて競うなどしていた。案の定マネキンは女性の形をしていて、いや当たり前なんだけどなんかもうさぁ!!令和2年!!!!!って声出そうになった。あれ3年だっけ…って言おうとしたけどそれは流石にやめた。さすがにそこまで言い始めたらもう病みヤンキーすぎるというか。。。ただ、気分の波が上昇下降の時にこういうのをみるとまあまあダメージ入る。笑
関係無いけどしょっぴーの10キロリンクはまじで死ぬほどわらいました。あの人やっぱ不思議な人物すぎるよ…

わっっっっっかんねえ。個人の体感として、より嫌な気持ちになってしまうのが「女性になったら何をしたい?」系の質問っていう人間なんだけど…好きな異性のタイプ云々より嫌かもしれない。そしてわたしは、このゴミみたいな質問に「ジャニーズのコンサートに行ってみたい」と答えた宮近海斗くんのことを心から好きだとおもっています。…最近はさくまさんが「女性だったらなりたい職業は?」というこれもまたカスみてえな質問にハッキリ「女性じゃないとできない仕事とか思い付かないんですけどありますか?」と聞き返していて、は〜〜〜〜となった。つーか最近の雑誌やばすぎない?!世論とか知らないのかな。。。ラプンツェルか?
いやべつにこの返しができない人はどうこう、みたいなことを言いたいんじゃなくて、人はなんとなく、自分の好きなことを口にしてくれるような人を好きになるのかもしれないなって思っただけ。…っていうかこれが試すような質問だとしたらほんと最悪だ。意図してなくても最悪だけど。。。やっぱこういうのやめようよ、どっちにせよ思考が邪悪すぎるよ。

ただ別に異性愛規範がどうこう〜みたいな話じゃなくて、なんとなく好きなものとなんとなく苦手な意識があるだけだからむずい。そう、ほんと線引きがめちゃくちゃ曖昧だから不破くんの元カノエピソード聞くのすごい好きだし、よく彼が口にする漢だろ!!みたいなやつもぜんぜんいい。てかそもそもホストって姫を笑顔にする仕事だし。…むしろ元ネタがいくら大好きな美兎ちゃんだとはいえ、すぐに「それってぇ!!!!」で埋まるコメ欄の方が鬱陶しいなぁとおもうし、その元ネタの元ネタ(それってぇ!!!!ってがちで言うひとたち)は普通にやばすぎだろとおもう。マジなんの話がしたいんだよ。

…違うんですよ(なにがですか?)。だからこういう、人におすすめのドラマを聞いてぜんぶラブコメが返ってきた時にちょっと苦笑いしちゃうひとが、あくまで自分の救いを求めてたどり着いたのが関係性、ってやつなのかなっておもう。ラブコメは悪くない。っていうかわたし校閲ガールがめちゃくちゃ好きなんだけど、あれ本当に救われるしさとみが死ぬほどかわいいからみんな見て欲しい。いやじゃない救われ方するし。

関係性という概念、本当に救済される。男性アイドルと女性のマネキンが並ぶことを躊躇いもなく「デート」と呼ぶ常識みたいなやつに全然打ち勝てる。。。それと、なんの名前も付けられない感情が相互間にあって、それが「特別な尊敬」とか「特別な思いやり」に分類されるそれであるとより救われ値が上昇する。あ、そういうのあっていいんだ、みたいな。それが所謂同性、という括りに押し込められてしまうものだと、異性同士と比べて愛だの恋だの馬鹿の一つ覚えみたいに言う人たちの手によって乱暴に扱われることが少なくなるからより安心して見ていられるのかな。とはいえその比較的守られた領域のなかにも、一方の男性を「彼女」「女の子」だの称しながら戦車で突っ込んでくる奴はいるけど。まじでやばすぎだろ。しばくぞ(ガチ)


(これはあくまでわたしの思想だけど、そもそも赤の他人の相互関係の話をするのはまじでグレーゾーンのそれだと思っているので自分の在り方含めあんまりよくないなぁ…と反省している)
(とある配信者がこういった存在の影響でやりづらくなったことがあるっていう話をしていて、自分が普段やっていることのグロさを自覚したりもした)


だから本当に、わたしはあべさくとかWカイトとかふわぐさとか、好きなコンビと称するそれらにものすごく救われているなぁとおもう。愛とか恋とかに分類されるよりも手前の、人間と人間の間に生まれる特別な感情があって、なおかつそれらのどれもが優しくて、やがて信頼だったりパフォーマンスだったり…そういったものに変換されていく瞬間を見届けるのが本当にすき。中でもわたしの特に好きな感情が「尊敬」なのだけれど、こうやって好きな2人組の名前の羅列を眺めているだけでもそれぞれがそれぞれに対してどんな褒め言葉を投げ掛けていたかとかを鮮明に思い出せる。たとえばさくまさんはあべさんに「すげえ大好きで一緒にいるとすげえ楽しいし幸せ」って伝えてたり、うみさんはみやちかくんに「存在が好きだから居てくれるだけでいい」って言ってたり、アキナがふわくんに「ふわっちの生き方いいね」って褒めてたり。なんかそういう、どんな言葉でも100パーセント形容することは不可能かつ、ふたりの間に確率的に空間分布しているそれ…それっぽい人が言いそうな言葉だと性愛、ってやつを伴わないそれらの感情にもうずーーーーーっと救われてるんだろうなぁ、ほんとにすきすぎる。

そしてもっともっと踏み込むと美兎ちゃんと剣ちゃんの関係値、というかあのふたりが何かを行う事になった時の信頼の置け方が凄まじくすき。見た目もデフォルト衣装が学生服、かつ髪の毛の色も落ち着いていてその立ち絵がふたつ並べられただけでなんというか、その…わたしの嫌う形容の仕方をされそうなのに。喋り出すとただただ高校生と高校生なのがすき。男子高校生と女子高生じゃなくて、エンタメに生きる高校生と同じくエンタメに生きる高校生。4月のハッピーアワーが本当によかったし、そこでふたりがデュエットしたrayがとてつもないくらいに良すぎた。ほんと親子すき。。。


結局なんの話がしたかったんだっけ。でもまあわたしの認識はぐちゃぐちゃだし平気でダブルスタンダードだし、ただここまで関係性に固執してしまう(もちろん個人は個人として好き)のは、なんかそういう…日々緩やかに苦しめられるそれにちょっとだけ嫌気がさして、それら負のストックを一旦ゼロにするためにこういう救いを求めて狂ってるのかなぁとかおもった、という気づきの回。…ここまで書いて思い出したけど、ガス抜きって言うんだよそういうの。

ただ、アイドル誌で好きな異性の髪型を未だに聞き続ける編集者はまじでその人の好きな異性の髪型を知りたがってるんだろうか。もし質問が浮かばないだけなら、1問くらいわたしに考えさせてくれたってよくない?とおもう。その権限をくれたらノータイムで「何タイプのジムリーダーを務めたいですか?」って聞くから。それか、「自分に2色イメージカラーを宛てがうとしたら何色と何色ですか?」って色見本帳渡すかなぁ。